婚活コラム【幸せデコボコ】⑥ときめき超える「結婚してもいい」

先日、結婚の報告に来てくれた女性会員のお相手は、会員の方ではなく会社の先輩で、7年前から一緒に仕事をしていた方でした。彼女が入会して婚活を始めたのは1年半前。彼のことは恋愛対象ではなく、婚活でいろんな男性と会っていたわけです。
ところが半年ほど前、数人で行く予定の登山が、急きょ彼と2人だけの登山になってしまったとのこと。それからごく自然な流れで、2人で出掛けるようになり、いつの間にか「結婚してもいいんじゃないか」という気持ちになっていたそうです。
もてるタイプじゃないし、今もときめかないけれど、いろんな男性に会う中で、彼といる時が一番自然体でいられて、会話が通じることに気付いた、と言うのです。恋愛対象にはもっとときめくと思っていたので、彼の居心地の良さやお互いを分かり合えることの貴重さを、お見合いをしていなかったら気付けなかったと思います、と。
「結婚してもいい」という表現は、妥協しているように聞こえそうですが、実は四六時中一緒に過ごすことを受け入れること。それはときめき以上にすごい感情なのだと、気付いたことでのゴールでした。
(婚活事業所アイライン代表、福岡市)