西日本新聞のコラムを、毎週金曜日の朝刊で連載していたのは、3年前のこと。このブログにも残しておこうと、だいぶ時間が経過してから、書いていたのですが、㉑話で、止まってしまってました💦 ㉔まで、急ぎ載せることにします。

今は、コロナ禍で、婚活パーティーも、激減していますので、パーティーでの婚活難民は心配しなくても大丈夫そうですし、逆に懐かしさすら覚える婚活パーティーですね。

近年、未婚の増加や少子化を受け、婚活業界に「官」が入ってきています。全都道府県は本年度、23億5000万円をかけて婚活パーティーなど支援事業を行うそうです。出会いの場が増えるのはいいことですが、実はパーティーでの成婚率は、一対一のお見合いに比べてかなり低いことを知っておいてほしいと思います。
 婚活パーティーでは1人と話せるのは数分で、第一印象で選んでしまうため特定の人、つまりルックスの良い人や会話が上手な人に交際希望が集中してしまうからです。他の方は、ほぼノーマークという厳しい現実があり「人気投票」を見るような感じです。カップルが誕生しても、そこから結婚に至るケースはごくまれです。こうしたイベントでわずかな成婚カップルが出る一方で、「婚活難民」も生み出されているのではと危惧しています。
 パーティーは自分がどれほど興味を持ってもらえるのか、腕試しくらいの気持ちで自分磨きの場と捉えて参加するのがベストです。本気で結婚を考えている方は、ぜひ一対一で。パーティーをはしごして婚活気分になり、時間を無駄にしないでほしいです。(婚活事業所アイライン代表、福岡市)