2017年4月~9月の半年間、西日本新聞の朝刊にコラム「幸せデコボコ」を連載しました。掲載が始まった昨年の4月は、一週間が早くて、まるで締め切りに追われる作家さんの気分だったのを思い出します。新聞のコラムを読んでアイラインを訪ねて来て下さった方々、そして、コラムが、きっかけとなり、ご入会頂きご結婚された方々もいらっしゃいます。ちょうど1年たち、想像以上の反響に改めて感謝の気持ちを残しておきたいという思いにかられ、この場に第1回目~第24回目までを、順を追ってアップさせて頂きます。新聞をとってなくて読まれてなかった方にも、ぜひ、読んで頂けたらと思います。

婚活コラム【幸せデコボコ】 ①「あなたにとって幸せとは?」

「あなたにとって幸せとは何ですか?」という問いに、私は最近やっと、迷わずに答えられるようになりました。

その答えは、「愛する人が存在すること」です。もちろん愛されたい自分もいますが、何か良い事を見つけたら伝えてあげたいなと思える相手がいることが幸せだと思うんです。

自分にとっての幸せがはっきりすると、進むべき道も明確に見えてきます。「そうか、私がやりたかったのは、結婚するカップルを誕生させるというよりも愛する人が存在する幸せを届けたかったんだ。」婚活事業十七年目の気づきでした。ゴールは「結婚」という形ではなく「愛する人が存在する幸せ」でした。

これからは法律上はその形を取りにくい性的少数者の方々や、お子さんのことを気遣って婚姻届は出さずにパートナーを探したい熟年の方々も応援していきたいと思います。

私は、人をよく凸と凹に例えます。人は完璧な四角形ではなく、どこかが出っ張っていたりへこんでいたりするから面白いですよね。今は男女のあり方も結婚の形も多種多様です。だからこそ、聞きたいのです。あなたににとって幸せって何ですか?