【倖せデコボコ】⑮”逆収入” 男女の本音とは
私がこの仕事を始めた17年前と今とでは、時代は大きく変わり、結婚相手に求めることも確実に変化してきています。最も変化したと感じることは、ほとんどの男性が共働き前提だということです。
そのため、敬遠されがちだった女医さんや、キャリアを持つ高収入の女性が、会ってみようという対象へと変化しています。アイラインの会員でも女医さんは多く、ほとんどの方が結婚されましたが、男性の方が収入が低いという〝逆収入〟のケースばかりでした。ただ、男性に共通していたのは、「相談相手になる」「家事もできる」タイプ。つまり会話しがいがあり、亭主関白にならない人です。今の女性の傾向を表していると思います。
男性が女性に求める理想は相変わらず「癒やし」のようですが、現実的には共に支え合えるイメージで「元気」を求めているのです。男女雇用機会均等法がスタートして30年余り。男性だから収入が高いという時代ではなくなりました。この変化に気付かず、専業主婦希望をにおわせる女性は、逆に今は敬遠されがちなのです。お互いの変化に気付くことが大事ですね。
(婚活事業所アイライン代表、福岡市)